東京電力ホールディングスと中部電力は8月27日、「いつでも、どこでも、誰もが、リーズナブルに充電できるサービス」の実現に向けて電動車両向け充電ネットワークを拡充する合弁会社を新設することで合意したと発表した。

共同出資会社「e-モビリティパワー」を10月1日に新設する。資本金は50億円で、東京電力HDが60%、中部電力が40%出資する。

東京電力HDと中部電力は、日本充電サービスに参画して電気自動車・プラグインハイブリッド車向け充電器の設置による電動車の普及を図ってきた。

新会社のe-モビリティパワーは、東京電力HD、中部電力が電気事業で培ってきた工事・保守・メンテナンス技術や、電力インフラ運用ノウハウ、東京電力HDが自動車メーカーと進めてきた急速充電方式「CHAdeMO」の国際標準化の知見なども活かして充電ネットワークの拡充に取り組む。