レクサスRX(自動運転車)
マイリー
ソニーが開発中のニューコンセプトカート

NTTドコモは、愛知県国際展示場開業に合わせて8月30日に自動運転車のショーケースモデルの実証実験を実施すると発表した。

愛知県国際展示場「アイチスカイエクスポ」のオープニングイベント「アイチインパクト!2019」が8月30日から9月1日に開催される。同社はイベントに協賛、次世代通信技術を想定してブース展示を行うとともに、同社が参画している愛知県の2019年度「自動運転社会実装実証事業」でのショーケースモデル実証実験を実施する。

自動運転車の実証実験では、携帯電話ネットワーク技術を活用した通信技術であるセルラーV2X技術を活用、周囲の車両情報や信号情報などの交通環境をリアルタイムに遠隔運転席へ表示する。また、自動運転車は自車の車線位置までも正確に把握することが可能な高精度な衛星測位技術を活用する。

トヨタの「レクサスRX」、ゴルフカートをベースにティアフォーなどが製作した「マイリー」、ソニーが開発中の「ニューコンセプトカート」が運転席無人・遠隔監視によるレベル4(限定地域での完全自動運転)、運転席有人のレベル3(システムの要請に応じて自動運転)のレクサスRXがそれぞれ展示場内を走行する。

また、9月2日~4日まで、将来の空港島における実装を想定して、東横INN中部国際空港2北側から国際展示場第2駐車場までのルートをレクサスRXがレベル3(運転席有人・遠隔監視)で自律走行する予定。