トヨタ車体の「コムス」

豊田通商は7月26日、沖縄県・久米島で、トヨタ自動車がトヨタ車体製超小型電気自動車(EV)「コムス」を活用したマイクロモビリティシェアリングサービス「Ha:moRIDE(ハーモライド)」を、観光型MaaS事業として7月27日から開始すると発表した。

久米島で展開する観光型MaaS「久米島Ha:mo」では、久米島町役場や久米島観光協会他の協力を得て、豊田通商が事業主体となって地元企業のイーストレンタカー、地元ホテルの「リゾートホテル久米アイランド」、「The COURT」(久米島イーフビーチホテル)と連携して運営する。

観光モビリティには「コムス」を活用し、島内の移動手段不足の解決に図るとともに、アイシン・エィ・ダブリュ製の専用設計「観光ナビ」による観光情報・コース設定などのサービスを組み合わせる。新しい観光アトラクションとして「コムス」の活用を進め、久米島の観光振興・地域振興に寄与することを目指す。

久米島は来島者が増加傾向にあるものの、観光客の移動手段がハイシーズンに不足する、などの課題を抱えており、こうした問題を解決し、観光客の利便性向上を図る。