経営再建中の曙ブレーキ工業が、日米欧6工場の閉鎖と、全世界で約3千人の従業員を削減する方針を固めたことが23日に明らかになった。経営悪化の責任を取り、信元久隆会長兼社長を含む取締役3人が退任する方向だ。9月27日に開催する臨時株主総会で新しい取締役を選任する方針。曙ブレーキは、北米事業の不振により資金繰りが悪化し、今年1月に私的整理の一種である事…