写真1 下田港観光用の縮小模型船サスケハナ号Susquehanna この意味はアメリア原住民の言葉で「広く深い川」 同号は1850年就航、2450㌧ 全長78.3㍍、全幅13.7㍍ 外輪式レシプロ機関1式装備 速度10ノットで太平洋を航海してきた

1854年米国ペリー提督率いる「蒸気船4艘」が浦賀に来日。提督の乗っていた旗艦は「サスケハナ号」。その模型は下田港に展示されている(写真1)。その時の蒸気エンジンはその約50年前に英国と米国で別々に発明されたものであり、陸上用の自動車用に開発される前に船舶用と機関車として実用化された。蒸気エンジンの考えは2千年前、すでにローマ帝国内のギリシャ人数…