北海道電力は、INDETAILとブロックチェーン技術を使って電気自動車(EV)の充電設備を管理するプラットフォームの構築を共同研究することで合意したと発表した。

共同研究するのは、、セキュリティを確保しながらさまざまな仕様のEV用充電設備をインターネットでつなぎ、充電設備のオーナーやユーザーの利便性を向上するサービスを提供するプラットフォーム構築を目指す。IoT技術とブロックチェーン技術を活用する。

具体的には、オーナーはインターネット上で自動決済処理や、各充電設備の稼働状況を確認できる。料金設定も容易にできるようになる。

EVのユーザーにとっては充電設備運営者や設備の種類を問わず、プラットフォームに接続する全ての充電設備について、スマートフォンなどから設置場所や、空き状況を確認できる。予約も可能で、将来的にはユーザー自らが自宅の充電用コンセントを充電設備として提供することも想定している。

両社は2019年度にプラットフォームのシステム設計、オンライン上での仮想シミュレーションを行い、2020年度以降、実証実験を実施する予定。