減税対象車が絞り込まれた乗用車とは別に、大型トラックやバスなどの重量車(車両総重量3・5トン超)は現行の基準をほぼ踏襲し、2年延長された。排ガス浄化性能の向上に忙殺され、燃費改善が乗用車より遅れた事情が考慮された。先進安全自動車(ASV)装置に関する特例も単純延長され、国土交通省は「減税規模は大きく変わらないだろう」(自動車局)と見ている。重量車…