今年、京都議定書の第一約束期間がスタートし、同時にポスト京都議定書の国際的な枠組みについての議論が積極化している。地球温暖化対策が重要な議題の一つとなる北海道洞爺湖サミットを主催する日本としては、こうした取り組みにリーダーシップを発揮することが求められる。ポスト京都議定書の枠組みづくりでは、すべての主要排出国が参加する柔軟で公正な枠組みの構築が求…