空港内を走る車両の自動化を目指す(イメージ)

国土交通省は、今秋から空港内で自動運転実験に着手する。まず、緊急時には運転者が介入する「レベル3」車両を走らせ、2020年以降にはレベル4以上の自動運転も試す意向だ。インバウンドの拡大や格安航空会社の増便を背景に空港の利用者数は増加する一方で、人員確保が困難になりつつあり、自動運転技術の有力応用先として実用化を目指す。実証実験は仙台空港、成田空港…