療護センターでは地道な治療やリハビリが続く

自動車事故で寝たきりになった人の治療や介護支援などの事業が先細る懸念が出てきた。原資である「自動車安全特別会計」から国の一般会計に貸し付けた約6千億円が返済されず、収支が急激に悪化しているためだ。有識者や被害者の会らは「事業の持続可能性が大きく毀損(きそん)されかねない」(日本大学の福田弥夫危機管理学部長)と、政府・与党に返済を強く求めている。◆…