今年の消費者白書は「若者の消費」を特集した。例えば現在25歳の若者は、生まれた時から低成長や雇用不安、デフレなどにさらされたことで消費に慎重との見方がある。一方でスポーツ観戦やコンサートなど「コト消費」にお金をかけたり、シェアリングサービスへの関心が高いのも若者の特徴という。総務省による家計調査や平均消費性向によると、10~30代前半は確かに消費…