引き続き、官民による対策が求められる

「世界一安全な道路交通社会」を目指す日本に新たな課題が浮上した。これから増加が見込まれる高齢ドライバー問題だ。取り締まりの強化だけでは事故が減らない上、安全とモビリティー(移動性)をどう両立させるかという問題もはらむ。交通安全白書では1971年の刊行以来、初めて特集を設け、高齢ドライバー対策を紹介した。◆高齢ドライバー対策を決定メディアでは時折、…