大げさではないことを指して「外連(けれん)味のない」という言い方をする。「はったりではない」「うそのない」といった意味合いでも使われている。歌舞伎で派手な演出などをすることを外連といったのが語源で、もともとは否定的なニュアンスばかりではなかったようだ◆とはいえ仕掛けが大掛かりになるほどインパクトはあるが、どことなく真実味が薄れる気がするのも事実だ…