石原伸晃経済財政担当相は、6月の月例経済報告を関係閣僚会議にこのほど提出した。景気の基調判断を半年ぶりに引き上げた。前回までの「一部に改善の遅れ」という表現を削除し「緩やかな回復基調が続いている」とした。個別部門では個人消費、設備投資、住宅建設、公共投資で上方修正した。一方で先行きでは「緩やかに回復している」に据え置いた。基調判断を引き上げた要因…