国の自動車検査(車検)場でブレーキやヘッドライトテスターの判定値を間違って設定していた事例が相次ぎ見つかった。推定で約2万台の整備不良車が車検に通った可能性がある。15年前に発覚した不正車検問題に続き、検査制度の信頼を揺るがしかねない事態に、国土交通省は「独立行政法人としてではなく、国の問題として再発防止策を取っていきたい」(自動車局の島雅之次長…