さらに話がここまで進んでくると、こんな提案もできるようになります。図の「働く仕組み」は、かつて私が人事専門誌『企業と人材』に寄稿したものの再掲です。上段の「4つの類型」は、左端の「A」が日本の「メンバーシップ型の無限定な働き方」、右端の「D」が欧米の「ジョブ型の限定的な働き方」で、その間に折衷案「B」「C」が並んでいます。要は、雇用慣行に関する議…