「メカニックを志す上で重要なことは、人の役に立つために自分に何ができるか、といった視点に立つこと」と語るのは、日本工学院八王子専門学校の髙地昭彦学科長。「必ずしも好きなことを仕事にする必要はない」と続ける。自動車業界では整備士人口の減少が課題とされ、原因の一つに若者のクルマ離れが上がる。メカニックの多くはクルマが好きで整備職に就く。しかし「壊れた…