政府は20日、地球温暖化による被害軽減策を強化する「気候変動適応法案」を閣議決定した。災害や感染症の増加、農作物の不作といった悪影響を避けるため、国や自治体、国民が果たすべき役割を規定する。温室効果ガスの発生を最大限抑制しても防ぎきれない温暖化の影響に対処するのが狙い。今国会での成立を目指す。気象庁が発表したリポートによると、21世紀末の日本の平…