国土交通省は「下水汚泥エネルギー化技術ガイドライン」を改訂し、下水汚泥から水素を製造して燃料電池自動車(FCV)や燃料電池発電に用いる場合の事業費や収支などを試算できるようにした。政府が昨年暮れにまとめた「水素基本戦略」でも「地域の未利用資源」として下水汚泥の活用を打ち出している。国交省としても、改訂ガイドラインにより自治体の検討を支援し、下水汚…