神戸製鋼所の品質データ改ざん問題が深刻な事態に陥っている。同社の川崎博也社長は13日の緊急記者会見で、データを改ざんした部材の納入先が500社規模にまで及んでいるほか、データの改ざんが同社主力の鉄鋼事業でもあったことを正式に認めた。海外拠点でもデータの偽装に手を染めており、最初に発覚したアルミ・銅事業にとどまらず、グループ全体に不正が広く及んでい…