三井化学の淡輪敏社長は29日、本社(東京都港区)で開いた記者会見で、2019年度を最終年度とした「3カ年中期経営計画」で、生産設備の増強や成長分野の事業拡大に向けて前3カ年中期計画実績比で2・2倍となる最大3500億円を投資する計画を明らかにした。主力の自動車分野では、熱可塑性樹脂ポリプロピレン(PP)のコンパウンド生産拠点を欧州に新設するほか、…