今年2月、ヤマト運輸の労働組合が、春闘で荷受量の抑制を経営側に要求し「宅配サービスの危機」が一気に表面化しました。その後の調査で、4万7千人の従業員の未払い残業代が190億円に上ることが分かりました。同社を傘下に置くヤマトホールディングスの2017年3月期の営業利益は、前年度比で半減という厳しい結果でした。佐川急便を傘下に置くSGホールディングス…