景況感は改善も構造的な課題が進行(イメージ)

政府は21日、2017年版の中小企業白書と小規模企業白書を閣議決定した。中小企業の景況感は緩やかな改善傾向にあるものの、新規開業の停滞や生産性の伸び悩みのほか、経営者の高齢化や人材不足の深刻化といった構造的な課題が進行している。今回の白書は中小企業のライフサイクルにテーマを当て、起業・開業、成長、継承・撤退の各段階に沿って課題を分析したほか、雇用…