日産自動車が三菱自動車に34%を出資し筆頭株主になった。業務提携関係にあった両社だが、共同開発した軽自動車で燃費不正が発覚。開発責任を負っていた三菱自が危機に瀕し、パートナーの日産が救った格好だ◆日産のカルロス・ゴーン社長は三菱自を加えたアライアンスの世界販売が年間1千万台と、世界のトップスリーに躍り出ると宣言した。三菱自の再生は「1999年の日…