フタバ産業は排気系部品メーカーとして2000年代初めまで堅実な成長を続け、トヨタ系の優等生と見られてきた。だが、その後の急速な海外展開や大規模投資、利益の過大計上が発覚して監理ポスト入りしたこともあって業績が急速に悪化。09年以降、崖っぷちからの立て直しを進めてきたが道はまだ半ばだ。前任の三島康博氏からバトンを受けた吉貴寛良社長は「頑張るべきポイ…