国内外で産業用ばねを手掛けるカーリットグループの東洋発條工業(川上裕司社長、東京都葛飾区)は、自動車部門の強化に乗り出す。約30億円となっている全社の年間売上高を2018年度までに40億円に引き上げる。特に車用途が中心の線ばねの受注拡大に注力し、自動車向け事業の売上高を倍増させる計画だ。2014年2月にカーリットグループ入りしてから3年目を迎え、…