自動車技官のトップとして技術政策を束ねる。軽井沢スキーバス事故やタカタのエアバッグ、燃費不正など耳目を集める事案が多く、多くの担当課が対応に忙殺された。「例えばタカタ問題ならユーザーに早く改修して頂くなど、これまでに決めたことを着実に実施、履行していく」と気を引き締める。こうした事案の対処と並行して新技術への目配りも必要だ。既存の開発・実証事業を…