経済産業省は8日、2016年7~9月期の鋼材需要が前年同期比0・2%減の2404万トンになるとの見通しを発表した。建設関連や自動車の生産、造船などに使われる普通鋼鋼材の国内消費量は同0・8%増の1261万トンを見込む。製造部門では、熊本地震の発生後に稼働を一時停止していた製造拠点などで生産の挽回が見込まれることから需要増加を見込む。特に自動車関連…