公正取引委員会によると、2015年度の下請法違反に伴う指導件数は過去最高の5980件だった。このうち4224件が製造委託に関するもので、下請代金の支払延滞や減額、買いたたき、利益提供要請などが見られた。下請法の運用状況については、親会社と下請事業者に対する書面調査、事業者からの自主申告をもとに公表している。15年度の違反件数は6305件で、書面調…