東洋ゴム工業は27日、駒口克己代表取締役会長が健康上の理由により、同日付で辞任したと発表した。後任は置かないため、代表取締役は清水隆史社長1人となる。駒口氏は京セラの元専務で免震ゴムの性能偽装事件で信用を失った東洋ゴムの経営を再建するため、2015年10月に顧問に就任、同年11月に取締役会長に就任、16年1月に代表権を持った。