三菱電機の柵山正樹社長は、東京都千代田区の本社で開いた2016年度の経営戦略説明会で、自動運転分野の研究開発に、同社グループが保有する技術や事業、製品を組み合わせて相乗効果を追求する考えを示した。八つの成長けん引事業群の一つに位置付ける自動車機器事業は、オルタネーターやスターター、電動パワーステアリングなどの既存機種に加え、電動化や安全運転支援、…