日本精工は、2016~18年度の新中期経営計画で、国内の変速機用軸受事業の売上高を現状の3割増となる600億円程度に引き上げる。燃費性能や走行性能向上のため、自動車メーカー各社がオートマチックトランスミッション(AT)を多段化する動きを加速させており、変速機用軸受の需要も拡大することが見込まれる。今後2、3年後をめどに、群馬県高崎市内にある子会社…