省人化ライン導入前の現在の設備

埼玉機器(大西義典社長、さいたま市中央区)は、大型車用ステアリングやサスペンションを主力にしている。埼玉県内に四つの生産拠点を持ち、2016年夏には初の海外生産をタイで始める。タイ工場の稼働や日本市場の縮小を見据え、本社工場では国内生産の競争力強化が重要な課題となっている。高効率な生産を目指し、ステアリング部品の製造工程で省人化ラインの導入を進め…