「泣き寝入りしません!」―。ドキッとする言葉である。まだ電車内で付けた人を見たことはないが、痴漢被害の女子高生とその母親が考案した「痴漢抑止バッジ」に書かれている◆加害者への恐怖や冤罪被害を恐れて声も出せない被害者がいる中、通勤、通学時に自ら痴漢抑止を主張していこうというのだ。男性が付けてもいい。これは加害者に無言の圧力をかけるだけでなく、周囲の…