古河電気工業は4日、2016年3月期の通期業績予想の一部を修正した。15年11月4日に発表した前回予想に比べ、売上高を200億円減の8700億円に見直した。主力品の製造に用いる銅地金の市況が下落していることから、最終製品の販売単価が引き下がる。ただ、利益面については原料コストの低下などで相殺されることから修正を見送った。