研究成果を発表する影山教授(左)

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、東京大学、産業技術総合研究所、東レ、帝人グループ、三菱レイヨンと共同で生産性を従来比10倍に高めた「革新的炭素繊維製造プロセス」を開発したと発表した。熱処理による耐炎化工程などを省略した製造技術で、炭素繊維の製造設備1ライン当たりの生産量を増やすことができる。2020~25年の実用化を目指し、具体…