使用済み自動車引取をめぐる環境悪化が深刻になってきた。自動車リサイクル促進センター(JARC)がまとめた2015年度上期(4~9月)の使用済み自動車引取台数は、前年同期比5・3%減の162万1023台となった。2年ぶりの減少で、統計を始めた05年度と東日本大震災があった11年度を除いて過去最低の水準を依然維持している。スクラップ価格の低迷もあり、…