天然ゴムの９割を東南アジアのパラゴムノキから採取している

タイヤメーカーが代替資源の研究開発を加速している。ブリヂストンは今年から、北米原産の低木「グアユール」から抽出した天然ゴムの試験生産を開始、住友ゴム工業も８月から新たな天然ゴム資源として「ロシアタンポポ」の研究を開始した。世界的にタイヤ需要の拡大が見込まれる中、天然ゴムの原料である「パラゴムノキ」への依存を抑制することで、環境負荷を低減するととも…