「朝日とは書いちゃるが…」。ある絵画前で学芸員の筑後弁による説明に、子どものころを思い出した。絵画は久留米市出身で鬼才の洋画家と称された青木繁の絶筆「朝日」だ。小6の美術部見学で「これは夕日では」と学芸員に質問した◆描いた場所が佐賀県の唐津湾と聞き、日本海側から日は昇らないはずだからだ。「唐津の海を眺めながらも、朝の光を思い描いたのでは」と説明を…
ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。
「朝日とは書いちゃるが…」。ある絵画前で学芸員の筑後弁による説明に、子どものころを思い出した。絵画は久留米市出身で鬼才の洋画家と称された青木繁の絶筆「朝日」だ。小6の美術部見学で「これは夕日では」と学芸員に質問した◆描いた場所が佐賀県の唐津湾と聞き、日本海側から日は昇らないはずだからだ。「唐津の海を眺めながらも、朝の光を思い描いたのでは」と説明を…
ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。