「入社式と調停委員の“卒業式”が重なった」と話すのはネッツトヨタ茨城の和田芳武会長。その日は約20年務めあげた家事、民事調停委員の感謝状贈呈式が裁判所で行われ入社式を中座した。49歳で調停委員になり、水戸調停協会の会長も4年務めた。「調停は非公開で当事者の話し合いにより解決するので日本人には合っている」とその意義を説く。両者から話を聞き、お互いが…