２０１４年４～１２月期の世界販売は、トヨタ自動車グループを除いた全社が前年実績を上回った。各社は消費増税に伴う駆け込み需要の反動減からの回復が遅れている国内販売が減少したが、好調な海外販売がグローバル実績を支えた格好だ。しかし、その海外販売も分岐点を迎えている。「世界を見ると意外に景気のいいところが少ない」（マツダの藤本哲也執行役員）というように…