めっき調のアクリルフィルムを施工した試作品

クラレは透明性を極限まで高めた装飾用アクリルフィルムを開発し、2015年内に自動車向けなどでの量産化を目指す。既存のフィルム市場を取り込むのではなく、めっき加工からの代替や金属部品の樹脂化による需要の掘り起こしを狙う構えだ。将来的には、新規開発品によってアクリルフィルムの総市場を20億~30億円拡大することを目標としている。自動車内装品の加飾用途…