国内経済の足踏み状態が気がかりだ。新車販売台数は10月まで3カ月連続で前年を下回り、7~9月の実質GDP(国内総生産)の伸び率も力強さにかける数値の予測だ。政府は消費税率10%への引き上げ判断を7~9月のGDPを参考にするとしてきたことから、当初の思惑との間に少しズレが出てきたといえるのだろう。このため、一気に衆院解散、総選挙を実施し、国民に信を…