帝人は11日、白金を使わずに安価での供給が可能なカーボンアロイ触媒(CAC)を開発したと発表した。将来的に燃料電池自動車(FCV)用燃料電池の低コスト化と生産の安定化を図れる技術として、2025年までの実用化を目指していく。燃料電池の触媒には多量の白金が必要となるが、白金は特定地域だけに偏在する高価資源のため、FCVの本格的な普及に向けては代替触…