新興国経済がロシア、ブラジル、タイ等の地域で低迷し自動車販売に影を落とす中、西欧の一部の国々の債務問題からの回復傾向や米国、そして日本を中心とした成熟市場での販売は比較的堅調に推移していると見受けられ、世界販売を下支えしている。日本国内の新車販売動向をみると4~6月期は消費増税の影響で反動減が前年同期比で2桁減の大幅ダウンを予想していたが、実際は…