日本鋳鍛鋼会(村井悦夫会長=日本製鋼所顧問)は、4~6月の鋳鋼・鍛鋼生産実績を発表した。鋳鋼は前年同期比8・9%減の4万2951トン、鍛鋼は同10・7%増の17万2028トン。自動車向けの鍛鋼が好調で、需要が本格的な回復基調を示している。鋳鋼の生産基調は、土木建設・鉱山機械向けが軟調だった。特に建機関連は前年比で20~30%の落ち込みが続いている…