東日本大震災から3年が経過し、東南海地震などに対応する部品メーカーの事業継続計画(BCP)が固まりつつある。震災直後は安定供給の実現に向けて開発、生産拠点の分散などが活発に議論されたものの、現在は災害後の早期復旧に向けた綿密なBCPを完備しておくことが主流になっている。日本は中長期的に現在の生産水準が維持できるか不透明な状況にあり、災害対応のみを…