ユーザー接触機会が多い半面、給油以外の提案に悩みが多い

「集客の必要性を感じたことがない」―。関東のガソリンスタンド(SS)経営者の言葉だ。整備事業者があの手この手でユーザー誘致を図る中、“給油”という武器を持つSSは、ユーザーとの接触機会が圧倒的に多い。近年は、整備や車検、用品といった油外での収益拡大に積極的なSSも増えてきており、SS業界でもバリューチェーンが進んでいる。しかし、ユーザーの滞留時間…