「トヨタ 新現場主義経営」

2008年に米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜き、新車販売世界一となり、08年3月期には1兆7千億円もの最終利益を計上したトヨタ自動車。それがリーマン・ショックで一転、09年3月期には創業期以来の赤字に転落した。そんな非常事態下に豊田章男社長は登板した。本書は09年から12年の3年間にわたって朝日新聞名古屋本社版に「TOYOTA再発見」として連載…