学生の頃は、40代、50代の人たちというと、失礼ながら「おじさん」「おばさん」と呼び、ひとくくりにしていた。その人たちの少しくらいの年の差など、あってなきが如しだったように思う◆一方で、ちょっと年上の上級生がものすごく大人に見えた。年配者から見ればわずかな差に過ぎないことは、今、そういう年齢になって初めてわかる。当事者にとっては大きな違いも、離れ…